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ふとん屋@五代目
丹後半島の田舎まち(京丹後市)にある、創業明治のふとん屋の五代目です。『快適な自然素材の寝具』と『生活のリズム』の両輪が上手く回る事が睡眠にとって大切なのではないかとふとん屋の目線から考えています。そんな日々感じることや思う事をブログにてお話しております。眠りや寝具の事等のご質問・ご相談等が御座いましたら何なりとメールでお気軽にお尋ねください。

   睡眠改善インストラクター
   日本睡眠改善協議会会員
   睡眠環境アドバイザー

     〜テーマ〜
    『自然な生活リズムで』
    『自然な素材で』
    『自然な睡眠を』


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2007/03/06 14:13:28
震災記念日

昨日は80年も昔、僕の住んでいる町では

大地震が起きた日です。その地震が起きた日と

言う事で震災に関する資料を展示する催しが

行われていました。

 

僕の住んでいる町は昭和の大合併が行われる以前

この地方の一番の中心地でした。半径が5〜600m

の地に商店が密集する商業地でした。その中には運送屋が、

街の中心部を流れる川を利用した精錬工場、鉄工所、

下駄屋、洋服の仕立て屋、舶来雑貨の店、米屋、生糸商

織物工場、旅館、銀行・・・

そして町の外れには遊郭もありました。

呉服商などは10件以上あったのではないでしょうか?

小さな小さな街には商店がひしめく様に所狭しと

並んでおりました。ちなみに我が家はその当時、

呉服商を生業としておりました。

 

ある日、そんな小さな山間の商業地が一瞬のうちに壊滅的な

被害を被り、一面が焼け野原になってしまいました。

当然の事ですが我が家も焼けてなくなりました。

我が家の家族もこの時に沢山の方が亡くなられています。

 

しかしです。

その日、祖父は大阪へ仕入れに行っていました。

運良く地震に合わなかったので、生き延びる事が出来た

のです。これは単に祖父の命が助かったという事以上に

祖父がこの時、生きていなけれは父も僕も叔母も叔父も

この世にはいなかったという事です。

 

これを思ったときに身震いがしました。

直系のご先祖の誰かが1人欠けるだけで自分が

存在しえなくなるのです。たったの1人が欠けてもです。

ひょっとしたらご先祖に一番感謝しなくては

ならない事はご先祖が生きていてくれたという事

でなないかと思うのです。ひょっとしたら生きている

だけでも凄く意味のある事なのかもしれません。

 

その催しでは沢山のその当時の写真が

飾ってありました。そこで見たものの一つに

お母さんが子供を背負いながら『かいまき』を着ていました。

最近はめっきり見なくなりましたが簡単に説明しますと

着物とふとんの中間の様なものです。

写真を見ていただけるとわかりやすいかもしれませんね。(^^)

普段は『かいまき』の襟の開いていない部分を自分の身体に

乗せて寝ます。袖を通して寝るのではないのです。

使うと立体的になるので身体への添いがとてもいいです(^^)

(僕は最初袖を通して使うものだと思っていましたが・・・(^^;)

いざ、災難が起きた時に袖を通して身を守るために

使うそうです。防災頭巾の様な役目を果たします。

 

その一枚のモノクロ写真から80年の時の流れを感じました。

 

ご意見・ご質問等が御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい



地震
くらし | コメント( 7 ) | トラックバック( 0 )

私の町も、昔大きな津波で、町の半分が流されたり、大きな台風ですごい被害のあったこともありました。
そんな中大切に守ってくれた祖父母や両親には感謝です。

小さいときに岐阜の親戚の家に良く遊びに行きましたが、その時にかいまきっていうのを初めて見ました〜〜
防災のときに袖を通して使うなんて、初めて知りました(゚△゚,,)ノ

[ 姫野さくら ] 2007/03/06 17:36:46 [ 削除 ]

姫野さくらさん
さくらさんの町も災害にあったのですか・・・破壊があっての創造ですから僕の街と同じ様に見事に復活して良い街だと思います(^^)

『かいまき』は僕も話にはきいていましたが実際に見たのはこの仕事を始めてからの事です(^^;生活の知恵が込められた寝具なのです。

[ ふとん屋@五代目 ] 2007/03/06 18:41:02 [ 削除 ]

かいまき・・・私も袖を通すものと、これを読むまで思っていましたよ!

自然の災害は本当に怖いですね・・・温暖化が進むと台風も巨大化するそうですが、人間の力では進行方向をそらす事すら出来ないんですから。。。

[ なみへいママ ] 2007/03/06 23:55:57 [ 削除 ]

かいまきは昔、布団と毛布の下にかならずかけて寝ていました。 北海道での話しですが(^^;) 寒い故郷では、[丹前」と呼んで、なくてはならないものでした。 身体に添って暖気を逃がさず眠れたのです。 
結婚当初は、私も持って来て使っていたのですが、ご近所の奥さんに「あれは何?どうやって使うの?」と聞かれたのを思い出します(*^^*)

[ -- ] 2007/03/07 12:43:27 [ 削除 ]

なみへいママさん
ふとん屋でありながら僕もそうだと思い込んでいました(^^)
今では求められる方も殆んどいてませんからね・・・昨日はまたインドネシアのスマトラで地震があったそうですね。天災が多くなってきたような気がしますね。。。

Qさん
『丹前』たんぜんと読めば宜しいのですか?地方によって呼び名がいろいろとあるのですね。勉強になります。体の沿いは僕もとってもいいと思います!知らない人がみれば不思議に見えるものかもしれませんね(^^)

[ ふとん屋@五代目 ] 2007/03/07 18:35:05 [ 削除 ]

かいまき”とは、暖かそうな着物ですね。はんてんに、似てるけど、それとはまた、ちょっと違うのですね。自分の住んでいる町の、歴史を、振り返ると、すごい昔のように感じるのですが、以外と近かったりしますよね。

[ kourokiさん ] 2007/03/08 18:29:06 [ 削除 ]

kourokiさん
そうですねぇ。はんてんの親分みたいな感じでしょうか?(^^;布団として機能しますので半纏にくらべて重厚感があります。長いようで移り変わりは早いのかもしれません。僕が生まれる前はどんな町だったのだろうか?と気になります

[ ふとん屋@五代目 ] 2007/03/08 19:05:20 [ 削除 ]

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